
森も、田んぼも、
お預かりもの。
1973年から、地域の山と池をお借りして、子どもたちと遊んできた。ユンボも、田んぼも、地域の方からお借りしている。お預かりしたものは、しまわずに使う。使うほど、育つから。
01竹を切ると、森に光が入る。放っておくと、竹は森を呑み込んで暗くする。切った竹は、遊具にも、流しそうめんの樋にもなる。
02ピザを焼くと、薪がいる。もとは薪や炭をとっていた雑木林。薪をとるぶんだけ、森はまた明るくなる。
03子どもと走ると、道が残る。人が通わなくなった道は、すぐ草に消える。毎月だれかが走るから、道は道のまま。
次の世代に、
預ける。
ここで遊んだ子どもが、リーダーになって帰ってきて、やがてわが子を連れてくる。ひとまわり、だいたい30年。100年で、3回まわる。

遊びは、0歳から一生続く。
- 0〜2歳世界に、さわること。
- 3〜5歳まず、やってみること。
- 小学生ちょっと危ないことに、挑むこと。
- 中高生自分で、決めること。
- 大学生誰かの遊びを、つくること。
- 20〜30代本業では試せないことを、試すこと。
- 40〜64歳次の世代の遊び場を、つくること。
- 65歳〜知恵を、手渡すこと。
いま森を回している大人の中心は、60代。50代から先にも、昔の知恵を子どもに手渡す席がある。
預ける先は、まだ決まっていない。いまここに来た方かもしれない。
60周年までに、どこまで。
- いま53年目
- 202855周年預け始めている
- 人中心の役を、次の世代と2人で持っている
- 森森をどう守るか、地域と話し始めている
- お金ここで暮らしを立てる人が、1人いる
- 203360周年次の20年が見えている
- 人2053年まで担える人が、中心にいる
- 森森を地域と守る形が決まっている
- お金誰かの持ち出しなしで、毎年が回っている
- 2073100歳この森が、100歳になる
この森の、
3つの顔。
どれも、任せ合えて、頼まれたら応える。そんな関係の上にある。
01仲間が集まる場所日曜に森へ行けば、だれかいる。約束しなくても、顔を合わせる相手がいる。
02仕事をつなぐ場所お預かりしたものと、それで仕事をしたい方を結ぶ。ASOBOは雇う側ではなく、つなぐ側に立つ。これから始める。
03帰ってこられる家行き場のない子どもにも、仕事を離れた大人にも。いつ戻ってきても、席がある。
預けたいものが、
ありますか。
使わなくなったけれど、手放すのは惜しい。そういうものを、お預かりさせていただけるなら、お預かりします。
お預かりしたものは、森で大事に使います。使われている様子は、写真や、穫れたもので、預けてくださった方にお返しします。
- 使わなくなった畑や田んぼ
- 乗らなくなった機械や道具
- 空いている小屋や家
- 続けられなくなった手仕事や営み
- 1万坪の森1973年から、地域にお借りしている山と池
- 竹やぶ地域の方から、お借りしている
- ユンボ森の手入れのたびに、地域の方からお借りしている
- 田んぼ子どもたちの泥遊びに、使わせてもらっている
- 軽トラ50年前、森を拓いたころのリーダーが譲ってくれた
ここから先は、少し込み入った話
遊ぶと、なぜ
森が育つのか。
遊びに来た人が、また来て、役を持ち、そこから恵みが生まれて、森に返ってくる。このめぐりが止まらないことを、いちばん大事にしている。
それぞれの段に、そろっていないといけないこと
- 01行きやすい
- 来たい人に、森のことが届いている
- 車がなくても、初めてでも、森までたどり着ける
- お金や時間の都合で、あきらめなくていい
- けがや事故の心配なく過ごせる・子どもを預けられる
- 森の周りの人が、人の出入りを快く思っている
- 02初めて来る
- 自分に合う「来る理由」が見つかる
- 誘ってくれる人か、1人でも行ける入口がある
- 最初の1回に来られる日がある
- 03迎えられる
- 人が増えても、遊ぶ場所と生き物のすむ場所が削られない
- 雨・暑さ・トイレ・水など、過ごすのに要るものがある
- 迎える人・見守る人の手が足りている
- いっしょに迎えてくれる外の仲間がいる
- 04遊びが見つかる
- 年齢・体力・興味のちがう人それぞれに合う遊びがある
- 季節や人によって、遊びが変わり続ける
- 森・水辺・生き物そのものが遊び相手になっている
- 05気づきが残る
- 遊びの中で、自分・人・自然について何かに気づく
- その気づきを、言葉や記録でふり返れる
- 森の外の暮らしや仕事に持ち帰れる
- 06居場所と出番
- ちがいのまま、そこにいていいと思える
- 顔と名前を覚え合う相手がいる
- 自分にできることで、誰かや森の役に立てる
- 頼まれなくても、やりたいことを始められる
- 07恵みが生まれる
- ここで育った人が、外で力を発揮している
- 森から、食べもの・材料・仕事が生まれている
- ここでのやり方が、ほかの場所で使われている
- 08森に返す
- 森と池を使い続けられる
- 担い手が、次の世代に預けられていく
- 止まらずに回るだけのお金が、森に戻ってくる
お預かりは、
こう回す。
はじめて会う方には、大事なものを預けにくい。だから、50年分の信用で、ASOBOがあいだに立ってお預かりする。使って、育てて、様子をお返しする。そのたびに信用が積もって、預かれるものが増えていく。
- 遊びの中で使えるものだけ
- 使う方が見えてから
- 手が足りる速さで
うまくいって
いるかの物差し。
役を持ったか
人も生き物も、また戻ってくるか。初めて来た人が、2回目で何か役を持てているか(内輪で閉じていないか)。数を追うより、この2つを見る。
見学、
大歓迎。
100歳まで、あと47年。その1日を、次の森の日に。見学だけ、話を聞くだけでもOK。