白毛山から見た、夕暮れのまちの灯り
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遊ぶほど、
森は育つ。

2073年、この森は100歳になる。あと47年。

森も、田んぼも、
お預かりもの。

1973年から、地域の山と池をお借りして、子どもたちと遊んできた。ユンボも、田んぼも、地域の方からお借りしている。お預かりしたものは、しまわずに使う。使うほど、育つから。

  1. 竹やぶの斜面で作業する大人たち01竹を切ると、森に光が入る。

    放っておくと、竹は森を呑み込んで暗くする。切った竹は、遊具にも、流しそうめんの樋にもなる。

  2. かまどとピザ窯02ピザを焼くと、薪がいる。

    もとは薪や炭をとっていた雑木林。薪をとるぶんだけ、森はまた明るくなる。

  3. 竹を持って芝生を走る子どもたち03子どもと走ると、道が残る。

    人が通わなくなった道は、すぐ草に消える。毎月だれかが走るから、道は道のまま。

次の世代に、
預ける。

ここで遊んだ子どもが、リーダーになって帰ってきて、やがてわが子を連れてくる。ひとまわり、だいたい30年。100年で、3回まわる。

世代のちがう3人が、いっしょに丸太を運んでいる

遊びは、0歳から一生続く。

  1. 0〜2歳世界に、さわること。
  2. 3〜5歳まず、やってみること。
  3. 小学生ちょっと危ないことに、挑むこと。
  4. 中高生自分で、決めること。
  5. 大学生誰かの遊びを、つくること。
  6. 20〜30代本業では試せないことを、試すこと。
  7. 40〜64歳次の世代の遊び場を、つくること。
  8. 65歳〜知恵を、手渡すこと。

いま森を回している大人の中心は、60代。50代から先にも、昔の知恵を子どもに手渡す席がある。

預ける先は、まだ決まっていない。いまここに来た方かもしれない。

60周年までに、どこまで。

  1. いま53年目
  2. 202855周年預け始めている
    • 人中心の役を、次の世代と2人で持っている
    • 森森をどう守るか、地域と話し始めている
    • お金ここで暮らしを立てる人が、1人いる
  3. 203360周年次の20年が見えている
    • 人2053年まで担える人が、中心にいる
    • 森森を地域と守る形が決まっている
    • お金誰かの持ち出しなしで、毎年が回っている
  4. 2073100歳この森が、100歳になる

この森の、
3つの顔。

どれも、任せ合えて、頼まれたら応える。そんな関係の上にある。

  1. 森でお茶を囲む大人たち01仲間が集まる場所

    日曜に森へ行けば、だれかいる。約束しなくても、顔を合わせる相手がいる。

  2. 草地で森の説明を聞く大人たち02仕事をつなぐ場所

    お預かりしたものと、それで仕事をしたい方を結ぶ。ASOBOは雇う側ではなく、つなぐ側に立つ。これから始める。

  3. 火を囲むリーダーたち03帰ってこられる家

    行き場のない子どもにも、仕事を離れた大人にも。いつ戻ってきても、席がある。

預けたいものが、
ありますか。

使わなくなったけれど、手放すのは惜しい。そういうものを、お預かりさせていただけるなら、お預かりします。

お預かりしたものは、森で大事に使います。使われている様子は、写真や、穫れたもので、預けてくださった方にお返しします。

  • 使わなくなった畑や田んぼ
  • 乗らなくなった機械や道具
  • 空いている小屋や家
  • 続けられなくなった手仕事や営み
預けたいものを相談する
いま、お預かりしているもの
  • 1万坪の森1973年から、地域にお借りしている山と池
  • 竹やぶ地域の方から、お借りしている
  • ユンボ森の手入れのたびに、地域の方からお借りしている
  • 田んぼ子どもたちの泥遊びに、使わせてもらっている
  • 軽トラ50年前、森を拓いたころのリーダーが譲ってくれた

ここから先は、少し込み入った話

遊ぶと、なぜ
森が育つのか。

遊びに来た人が、また来て、役を持ち、そこから恵みが生まれて、森に返ってくる。このめぐりが止まらないことを、いちばん大事にしている。

それぞれの段に、そろっていないといけないこと
  1. 01行きやすい
    • 来たい人に、森のことが届いている
    • 車がなくても、初めてでも、森までたどり着ける
    • お金や時間の都合で、あきらめなくていい
    • けがや事故の心配なく過ごせる・子どもを預けられる
    • 森の周りの人が、人の出入りを快く思っている
  2. 02初めて来る
    • 自分に合う「来る理由」が見つかる
    • 誘ってくれる人か、1人でも行ける入口がある
    • 最初の1回に来られる日がある
  3. 03迎えられる
    • 人が増えても、遊ぶ場所と生き物のすむ場所が削られない
    • 雨・暑さ・トイレ・水など、過ごすのに要るものがある
    • 迎える人・見守る人の手が足りている
    • いっしょに迎えてくれる外の仲間がいる
  4. 04遊びが見つかる
    • 年齢・体力・興味のちがう人それぞれに合う遊びがある
    • 季節や人によって、遊びが変わり続ける
    • 森・水辺・生き物そのものが遊び相手になっている
  5. 05気づきが残る
    • 遊びの中で、自分・人・自然について何かに気づく
    • その気づきを、言葉や記録でふり返れる
    • 森の外の暮らしや仕事に持ち帰れる
  6. 06居場所と出番
    • ちがいのまま、そこにいていいと思える
    • 顔と名前を覚え合う相手がいる
    • 自分にできることで、誰かや森の役に立てる
    • 頼まれなくても、やりたいことを始められる
  7. 07恵みが生まれる
    • ここで育った人が、外で力を発揮している
    • 森から、食べもの・材料・仕事が生まれている
    • ここでのやり方が、ほかの場所で使われている
  8. 08森に返す
    • 森と池を使い続けられる
    • 担い手が、次の世代に預けられていく
    • 止まらずに回るだけのお金が、森に戻ってくる

お預かりは、
こう回す。

はじめて会う方には、大事なものを預けにくい。だから、50年分の信用で、ASOBOがあいだに立ってお預かりする。使って、育てて、様子をお返しする。そのたびに信用が積もって、預かれるものが増えていく。

お預かりの決まり
  • 遊びの中で使えるものだけ
  • 使う方が見えてから
  • 手が足りる速さで

うまくいって
いるかの物差し。

また来たか2回目で、
役を持ったか

人も生き物も、また戻ってくるか。初めて来た人が、2回目で何か役を持てているか(内輪で閉じていないか)。数を追うより、この2つを見る。

見学、
大歓迎。

100歳まで、あと47年。その1日を、次の森の日に。見学だけ、話を聞くだけでもOK。